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月曜日, 1月 09, 2012

ダブリンからイギリスへフェリーの旅 - 移動編

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アイルランドからヨーロッパ各国へ格安で旅行することができます。
おそらくそれがアイルランドワーホリの醍醐味でしょう…!
格安航空会社がいくつかあるのですが
今回は少し変わった体験を!ということで、フェリーを使って
12月17日から5日間、イギリスはロンドンまで旅行してきました。


2種類のフェリー、2種類の乗り方

アイルランドからイギリスへ向けて出ているフェリーは2社あります。

そして乗り方も2種類。
◇バス(coach)に乗ってバスごとフェリーに乗る。イギリスもバスで移動。
Irish Ferry - Coach and Ship
Stena Line - Travelling by Coach

◇徒歩でフェリーに乗り、イギリスに着いたら電車で移動。
Irish Ferry - Sail Rail
Stena Line - Sail and Rail

※この他もちろん自家用車で乗るという手もありますよ
どちらも楽しそうですよね!
私は世界の車窓からごっこがしたくて、電車での旅を計画しました。


オンライン予約が楽なのはIrish Ferry

こちらの記事は2012年1月のものです。2014年8月現在、Stena Lineでもweb予約が出来るようになっています!また価格も変動していますので、最新の価格は実際に検索してみてくださいね。下記の価格は目安としてお考えください。

Stena Line で Sail & Rail を予約しようとするとなぜか必ず
「お電話はこちら」と書いてあるところに飛ぶ。。
電話は人によってとても聞き取りづらかったりするので
ちょっと億劫なんですよね。。ということで
Sail & Rail もオンライン予約できるIrish Ferry にしました。
おそらく料金は変わらないだろう、、と思ってたら
個人情報入力→クレジットカード番号入力まで来た時
なぜか手数料6ユーロが上乗せされました(^^;

日本の感覚だとオンライン予約のほうが安く済むもんじゃ?と
思っちゃいますけどね、、システム維持費??
というわけで
往復のフェリー+電車代が80ユーロ+手数料6ユーロで往復86ユーロ
この時1ユーロが101円(!)程度だったので日本円への計算は簡単ですね!

Stena Line、Irish Ferry ともダブリン港↔ホーリーヘッド港で
降り立つ場所は全く同じです。


当日は出航の1時間半30分ほど前にチェックイン
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空港よりちょっとセキュリティチェックがゆるい程度で、あとはほぼ同じ。
私はさらに甘くみていて出航の20分前ぐらいに港へ着いたら
「あんた!遅すぎよ!」と受付のおばちゃんに叱られました。
うわあ。日本人としてあるまじきことをした!
それでも許してくれるのがアイリッシュというもの。
これを読んだ方は1時間〜1時間半ほど前に港へ行かれてください・・・
2014年9月追記: Irish ferries オフィシャルのバスコネクションがダブリンポートに到着するのが出航30分ほど前なので、どうやら30分前で充分みたいです!実際どかどか船に人が乗ってくるのは出航15分ほど前。なんで怒られたんだ2011年の私!?

受付で予約番号を申告し、フェリーと電車の綴りチケットを受け取ります。
この綴りチケットは往復の電車のパスでもあり、
復路のフェリーのチケットでもありますので絶対に無くさないように!

受付では「預ける荷物はある?」とも訊かれます。
私はリュックサック一つという身軽な格好で行ったのでナシ。
そのため重量制限などはわかりませんすみません。

出港直前だったので手荷物検査も何もありませんでした。
本来はあるんじゃないかと・・(汗

そうそう、アイルランド↔UKは立派な「海外旅行」なので
パスポートは忘れずに!!


フェリーの中は自由席でも充分快適!
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この船の名前は『ユリシーズ』。
アイルランドの小説家ジェイムズ・ジョイスの代表作の名前ですね。

船の中にはカフェやレストラン、お菓子や飲み物が買える売店や、おみやげ屋さんのほか
ゲームコーナーや映画館もあります。
ユーロもポンドも使えるもよう。
船内でWi-Fi も使えますが有料でした。

ユリシーズでダブリン港からウェールズのホーリーヘッド港までは3時間15分。
皆さん眠ったりゲームしたり、おしゃべりしたり本を読んだり。
私もマフィンとコーヒーで優雅にブレックファストを頂きました♪(写真忘れ

波の高くないアイリッシュ海なので、船にしてはさほど揺れないという印象。

朝8時の便だったのでちょうど日の出の時刻と重なりました。
甲板から見たサンライズ!
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甲板に勇んで飛び出したのが私だけだった・・・
日本人にとってやはり太陽って特別なのかな。日の出、、美しいじゃないかあ。

しばしさらば、アイルランド!
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UK入国!ここはウェールズです
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ホーリーヘッド港に着きました。
英語と併記されているのはウェールズ語のようです。
アイルランドも英語とアイルランド語を併記することになっていますが
ウェールズにも同じような文化があるんですねえ。

ここではごく簡単なパスポートチェックがありました。
「何日間滞在?」って訊かれた程度。
ここからはUKなので通貨も当然ポンドに変わります。

ホーリーヘッドから電車に乗ります。うわあーー♪
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車内には所々チケットが刺さっている座席があります。
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これは予約されている座席。
なので刺さっていない席に座りましょう。
車内では日本の新幹線と同じように、飲み物やお菓子の車内販売があります。
もちろんトイレも完備。

トゥルットゥットゥトゥとぅーるるー♪
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ウェールズにはなんと天空の城ラピュタのロケハンで宮崎駿氏が訪れたそうですよ!
って聞くとにわかにシータとパズーが走りまわってそうに見えて来ませんか。
見渡すかぎり何にもない感じとか、雨が降ってはやんで虹が出るところとか、
お城のかたちとか、雰囲気はアイルランドに似ていました。


乗り換えも必要です

ぼんやり乗っていてはだめなのです。
乗っている電車がロンドンまで行くのかどうか確認しましょう。
ホーリーヘッドから直行するものもあるようですが、
私が乗ったのはどうやら違うなーというかんじだったので
車内販売のおじさんに尋ねると「チェスターで乗り換えだよ」と教えてくれました。

こちらのパンフを持って行くのがおすすめ。
だいたいどの程度の時間で大きな駅に到着するか目安になります。
SailRailパンフ
大きな乗り換え駅が近づくと「Junction」という車内アナウンスがあります。
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左はリヴァプール・ライムストリート駅。あれ?ちょっと遠回りしちゃった。
右が終着駅のロンドン・ユーストン駅。ヴァージントレインかっこよかった!
ロンドンに着いたのは18時頃でした。けっこうかかりますねえ。
でも電車の旅はわくわくしました〜
次回はロンドン観光編!

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