Facebook Google RSS

木曜日, 11月 29, 2012

格安航空ばんざい!

When i came back from abroad...
最近ではスカイマークpeachなど、日本でも徐々に増え始めたLCC(Low-Cost Carrier)。
ヨーロッパではこれがかなり発達しているので旅行がとってもはかどります。
ただし格安なだけに、普通のエアラインとは色々勝手が違っています。
今回日本からタイへエアアジアを利用したので、そちらの所感も合わせて書き留めたいとおもいます :)

欧州の格安航空ってどれぐらい格安?
格安航空会社(LCC)のパイオニアとも言われているのが
アイルランドのRyan Air(ライアンエア)
私も欧州旅行では大変お世話になりました。
なんと一番安いチケットだと国内線で9.99ポンド、1,400円ぐらいの航空券が存在するんです!
諸税込みでも最低2,000円程度で乗れてしまいます。ええもう大好きです!

ライアンは特別安いんですが、ヨーロッパにはこれと対抗するかのようにLCCが多くあります。
アイルランドのRyanairのほか、
イギリスのeasyjet
ハンガリーのwizzair
スペインのvuelingなどなど。
格安航空会社でなくJALのような各国のフラッグシップキャリアでも特別価格のチケットを出したりと、価格競争がアツい!
私も欧州滞在中8回乗った飛行機のうち6回は格安航空だったのですが、
そのうち4回は5,000円未満。5,000円を超えると高いな..という感覚です。
もちろん航空券+諸税込みの価格ですよ!


格安⇒コストダウン⇒特殊ルール
なにそれ安い、絶対使わなきゃ損!と思うでしょう。
しかしそう甘くないのです。
格安で空の旅を提供するために、いろんなコストダウンの"工夫"がされています。
で、格安航空を選ぶ人はその"工夫"という名の特殊ルールについていけるか?ってのが問題となります。
格安航空の定番ルールをざっと思いつくまま挙げると...

・機内での飲食サービスは有料。水も有料。
・ふつうは機内にある毛布やヘッドホンなどがない。
・座席が自由席。
・当然、座席ごとの画面なんてない。
・搭乗券を自分で印刷して持っていく。
・機内には電車のように広告が貼られている。
 機内アナウンスでも広告が流れる場合あり。(つまり眠りづらい)
・機内持ち込み荷物にサイズ・重量・個数の制限があり、超過したら追加料金。
・普通は無料である預け荷物が無料ではなく、預けるには追加料金を払う。
・出発時間や到着時間が早朝や深夜など不便な時間である場合がある。
・空港税削減のため、メイン空港ではないマイナーな空港に離発着する場合がある。

など。
追加料金のかからないようにクリアすればとっても安くすむのですが、
しくじると逆に高くついてしまうのです。
とくに先述のライアンエアはけっこう厳しく、
搭乗券を印刷し忘れると空港で追加料金。
機内持ち込み荷物チェックで重量orサイズオーバーすると追加料金。
などなどけっこうメンドクサイ。

マイナー空港に着くことを知らずに乗ってしまって、
市街地への交通費がかさんでかえって高くついた、なんてことも。

image1
▲自分で印刷した搭乗券を渡すともらえる本ちゃん搭乗券。レシートみたいw

結果、もう格安航空なんて使わない!!という人も少なくありません。
そもそもホスピタリティを求めてはいけないのて、割り切りが必要。
空飛ぶバスと考えればちょうどいいぐらいかも。
水は搭乗前に買っていけばいいし、荷物は極力減らして機内持ち込みだけにすれば無料で済む。
長時間はそもそも乗らない、退屈しのぎのアイテムは自分で用意。
到着・出発時間と場所はハズレのないよう事前にチェック、
搭乗券の印刷だけは忘れずに... で、だいたいなんとかなる、はず。

ライアンエアについてはこちらの記事で詳しく書いていますのでご参考になれば。

エアアジアの感想
欧州の格安航空たちに比べればかなりやさしいと思います。
特徴をざっとあげてみると

・機内食は標準でついていない。(これは格安航空の定番)
 チケット購入時にオンラインでメニューを予約できる。
 メニューは数種類あって自由に選べるので考えようによっちゃ"自由"。
 もちろん要らなければ無しにできるし、機内で注文もできる。
 ただしオンラインでの予約のほうが多少安い様子。
 ちなみに機内にカップ麺持って行って「お湯くれ」って言っても
 やはり断られました。ですよね〜。


・機内持ち込み荷物は7kgまで。
 欧州だと10kgまで、荷物ひとつだけ。がほとんどでしたがこの点はシビア。
 メインバッグとPCバッグまたは小さいハンドバッグの合計2点までで7kg以内。
 メインバッグのサイズは56cm x 36cm x 23cm以内。
 ちなみに重量ちゃんと量ります。
 欧州ではサイズ測っても重さは量らないケースがほとんどだったんですが
 エアアジアは逆で、重量だけでした。キワドイと測られるのかもしれませんが。


・機内がかなり寒い場合あり?
 私が乗ったときはそこまでではなかったのですが、かなり冷え込むことがあるようです。
 暖房費削減か?追加料金で座れる座席の名前が「warm seat」なので
 基本的に寒いのかもしれません。「快適セット」みたいな名前で
 ひざかけやアイマスクのセットも売っていますし...
 かさばらないひざ掛けやユニクロのダウンなどが役に立ちそうですね。


・座席が自由席ではない!
 自分で指定しようとすると追加料金っぽいですが、おまかせにしとくと
 オンライン予約が完了した際に座席も決まります。これはラクですね。
 欧州の格安たちは自由席がほとんどだったので、
 搭乗開始になると我先にとゲートに並んでましたので...


・日本人スタッフがいる
 日本発着の便のみかもしれませんが日本人スタッフがちゃんと配備されています。
 欧州の格安航空会社のスタッフたちはおそらく賃金もだいぶ安いでしょうから
 けっこう冷たい対応であることが多いのですが、エアアジアでは良くも悪くもなくというかんじ。


・やはりマイナー空港着
 でした。バンコクのメイン空港「スワンナプーム国際空港」ではなく
 古いほうの「ドンムアン空港」でした。市内へのアクセスは悪くなかったです。


・・・こんなかんじでしょうか。
羽田深夜発でクアラルンプール乗り換えのバンコク着でしたが
乗り換え時間に余裕もあり、個人的には快適だったと言えます。
往復で5万弱だったので、欧州の格安に比べてしまうとまだまだ格安じゃないと感じるのが、また使うかどうかと考えると複雑なところ。
早めにツアーで探しちゃうとこのぐらいの値段はありますしね。。

いろんなサービス込み込みが基本、な慣習の日本においてどの程度このLCC文化が拡がるのか、旅好きとしては気になるところです。

このブログの情報が役にたったら「いいね」をぜひ!!押して頂けると、とっても嬉しいです...(´;ω;`)



語学学校への紹介はじめました!voyage note