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日曜日, 11月 18, 2012

ヨーロッパのほうがよかったな〜と思うこと

Things that feel better in Europe
ブログとまってました!!! ネタはいっぱいあるのに!!!すみません。 帰国してようやく落ち着いてきたかなあという今日このごろ。 日本の日常でふと、これはヨーロッパのほうがよかったな〜と思うことも、ちらほら。。


次の人のためにドアをあけておいてくれる
JTのこのCM、見たことないでしょうか?

私の経験上99.9%の人がこれをやります。
残りの0.1%は移民したてのアジア人ぐらいじゃないかな。
イギリスそしてアイルランドだけではなく、私が行ったヨーロッパ各国どこへいってもそうでした。
で、「Thanks」「You're welcome」も必ず。
イタリアなら「Grazie」「Prego」と、ありがとう/どういたしましてが常にセット。
動画のコメントにもあるとおり、日本でも暗黙の了解でやってることってあるけど
東京ではあまり扉の後ろを振り向かない人が多い気がします。。。

ところでこのCMのBGMは『The Last Rose of Summer』というアイルランド民謡らしいです。


働く人に「ありがとう」を言う

http://www.flickr.com/photos/31929257@N00/409405305

photo by J. Star

日本には「おつかれさま」があるけどね。
たとえばダブリンバスには出入り口が1つしかないので前から乗ってまた前から降りるのですが、降りるときは半数以上の人が運転士さんに「Thanks」「Thanks million」と言って降りていきます。
これはとても好きな習慣の一つだったのですぐに真似しました。
スーパーのレジも終わったらお客さんが「Thanks」を言います。
イタリアもだいたいお客さん→店員さんの順で「Grazie, ciao」を言っていた。

日本では「お客さまは神様」の考えがよくも悪くもあるがために、店員さんに高慢な態度をとってしまうお客さんがけっこういますが、あちらはとてもフラット。
お互いおなじ人間だもの、かったるいよね。ありがとね。早く帰れるといいね。というのが感じられます。
「おつかれさま」もいいけど、帰国してからは「ありがとー」「どうもー」って言ってみることにしています。


建物内は全面的に禁煙

http://www.flickr.com/photos/35034347758@N01/74788742

photo by yasuhisa

JTのcmの話のあとでこれって皮肉ですねw
非喫煙者の私にとってはコレ、最高。ほんと最高。
建物内、つまり飲食店でも完全に禁煙。
飲みにいってもたばこくさくならないのです。
だからみんな歩きタバコをするわけですが。。

日本も分煙が進んできてはいますが、
吸う人と一緒に飲食店入るとやっぱり喫煙席やなんだごめん、と言いづらいこともあるし、そもそも分煙されてても店全体がたばこくさかったりする。
だったら建物内全部禁煙だといいのに。。となりますよね。うーん、日本もこうならないかなあ。。


映画館が安い

http://www.flickr.com/photos/45145879@N00/4687194723

photo by m4tik

ヨーロッパの中でも物価が高いと言われているアイルランドですら600円程度。学生なら500円以下。それ、翻訳代がないせい?と思ったけど英語じゃない各国でもだいたいそんなもの。

日本は1800円、と言うとみんな( ゚Д゚)ハァ?です。唯一、物価バカ高のスイスのみ日本と同じぐらい。日本に帰ってからとても映画館に行く気がしません。


薄着できる!

http://www.flickr.com/photos/72098626@N00/5817563623

photo by Ed Yourdon

アイルランドは一年通してTシャツを着る日があるかないかぐらいですが、薄着で歩いても浮かないのは、厚着ぎらいの私には心地よかった!
と言っても服はだいたい日本から持って行ったのを着てたので、言うほどアレでもないですけど。

解放感を感じる人はいるんじゃないかなあ。女性たちは谷間見えてるのがデフォルト?ってぐらい。


女性にすべからく優しい

http://www.flickr.com/photos/95998286@N00/4203675686

photo by ^CiViLoN^

レディーファーストというのはこんなにも根付いてるものなのか、とけっこう感動します。
我々がきくと「ゆずらなきゃいけないんでしょ女性には?」と、ちょっとした「義務感」のように捉えがちですが、そういう感じはまったくないです。身体が勝手に譲ったり親切にしたりしている。
子供の頃からお母さんやおばあちゃんをいたわるように言われながら育っているのでしょう、その証拠に中学生ぐらいの男の子でもすごく親切で、立派に女性へ道を譲るので驚きます。

良いと思うか思わないかは別として、日本人女性はぜひ体験してみるべきと思う感覚です。
ただ欧米の女性歌手や女優が女性の在り方について声を挙げているのをみると、あちらはあちらでいろいろあるんだな、とも思います。
ワーホリは3回恋をするなんて言いますが、恋もぜひ体験するべき!!!


家族を大切にする

http://www.flickr.com/photos/40522857@N07/8708359947

photo by lorenkerns

これも見習いたい、というか、意識に変化があったことの1つかも。
家族とのつながりがとてもあたたかくて、それでいて一人一人の個が大切にされていると感じます。
skypeでしょっちゅう家族と話しているし、Facebookの家族欄に本当の家族をちゃんと登録してるw
「ママ、愛してる」「大好きよ、パパ」はさすがに言えないけれど、、私もちゃんと会いに行こう、と思いました。


名前で呼び合う

http://www.flickr.com/photos/34689432@N00/3266337679

photo by Timitrius

日本だとけっこう苗字がまずあって、親しくなったら下の名前で、、というのが多いですが、あちらはまずファーストネームありき。
私も下の名前のほうが気に入っているので、これは好きな習慣でした。
なのですごく仲良くなってもそういえば苗字知らんな、という友達がけっこういます。Facebookで初めて知って、へーって思ったり。
各国のスターバックスでも注文するとき最後に名前をきかれ、出来上がったら名前で呼ばれます。ので、やだ個人情報!!とか思わずw むこうの人はそんなの気にしてないですし。

あちらで日本人に出会った時、自己紹介で名前を言ったら「あ、こっちの生活に慣れてるな」とわかります。来たばかりの人や旅行で来てる人はたいてい苗字を答えるのが ちょっとおもしろいなと思いました。


人同士の壁が厚くない

http://www.flickr.com/photos/7331487@N05/2730585942

photo by ervega

知らない人同士でもすぐおしゃべりが始まるんですよねー。例えば電車の4人掛けボックスシートなんかで乗り合わせた人々。
「どこ行くの?」や「それ新しいiPad?」から世間話がはじまり、終点に着く頃には名前で呼び合って、楽しかったよ!ありがとね!となるシーンが多々。特にイタリアなどヨーロッパの南側にいくほど人がフレンドリーなので顕著です。

ちょっと混んだ電車の中で
「あれ?ここどこだ?ねー、どこ駅に着いた?」
「◯◯駅だよー」なんてやりとりは普通にあるし、バス停で「前のバス何分前にきた?」って普通にきいてくるし。東京はちょっとシステマチックすぎて、しーんとした満員電車がちょっと不思議です。


言いたいことは言う

http://www.flickr.com/photos/46944516@N00/8578279742

photo by pedrosimoes7

一長一短ですけれど、言いたいことは言わなきゃ伝わらない!
そして社交辞令は言わない!!これが清々しい。ちゃんと言ってくれる文化は個人的にはけっこう好きでした。
そのぶんこちらも言いたいことをしっかり言えなきゃいけないですけれど、日本語だと言いづらいのに英語だと不思議と言えてしまったりするので言語とはふしぎなものです。

もちろん人やお国柄によっては「言いづらいことを遠まわしに表現する」こともありますし、日本の言わなくても伝わる/受け留める文化って素敵だね、と感じている人もいます。


血液型の話をしない

http://www.flickr.com/photos/23054755@N00/3366638211

photo by MShades

むしろ忘れていたことのひとつ。
一度もきいたことがなかったです。ちなみにこの話題は日本と韓国限定らしい。帰国して血液型の話題が出た時「あ、帰ってきたんだなー」と思いました。
その代わり、星座・星占いの話はちらほら出ます。ここは世界共通なのかな。


「フリーランス」という働きかたが浸透している

http://www.flickr.com/photos/63114962@N08/6343757352

photo by Tc Morgan

webデザイナーなんだ、と話すと
「へー!会社勤め?それともフリーランス?」と返ってくることが多かったです。
日本では東京ですら「えっ・・?会社に行ってないん。。ですか?」「webデザイナーって... なにするひとですか?」ってなりがちですが。。
ちなみに「Freelancer」って言います。「フリーで働く」は「work (as a) freelancer」かな。


じぶんの人生ありき

http://www.flickr.com/photos/8179532@N03/2045952119

photo by Light Knight

私がヨーロッパでいちばん感じたことって、とにかく「ひとが自由」なこと。人間本来の生き方っぽいというか、まず人ありきというか、アナログというか。
じぶんの人生をどう楽しむか?彩るか?がまず第一にあるのかなと感じます。

だからレストランのメニューには写真がなくて、
肉はミディアムで。
スープは熱々のを。
ポテトはマッシュじゃなくてフライにして。
チーズを少しかけてほしいな。パンは固めのがいい。と、とにかく要望出しまくり。
店員さんもへーへー、あーそれは無いごめん、今できるのはね...とそれをきく。
いいのだ。だってあなたのごはんだから。

スーパーのレジの店員さんも、どんなに行列ができていようが定時が来たら自分の持ち場を離れる。
日本なら、行列をさばくまで残業するだろうし、客も「は?こんなに並んでるのにあの人帰るの?」ってなりがち。
いやいやいや、家族が待ってますし、そんなに良いお給料じゃないもの。帰るよ。という暗黙の了解。
お客さんにとってもそれが普通だから、そこは咎めない。

悪く言えば我が強くなりがちなわけですが、個が大切にされているヨーロッパ。
集団の和を尊重する日本も素敵だけれど、「個性」に関してはやはりちょっと窮屈なのかなと思います。


と、ヨーロッパのほうがよかったな編を書いたので、これは日本のほうがいいな編もお届けしたいと思います。
両方のいいとこどりをできたらいいですね :)

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