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水曜日, 4月 03, 2013

スマホを持って行こう!

Come with Smartphone
外国で携帯ってどうしたらいいでしょうか?
そんな質問をたびたびいただくので、記事にまとめますよ〜!
最近ではすっかりiPhone、Android、windows phoneなどの
「スマートフォン(スマホ)」も浸透してきましたね。
日本ではなんとなく使えていたし、、と準備せず外国へ来ると
パケット代が高額になり思わぬ損をしてしまう場合もあります。



ガラケー?スマホ?まずは「携帯電話」を理解しよう
まず「ガラケー」と呼ばれているのは「ガラパゴス携帯」の略。
ちょっと前までみんな使っていた、パカパカ開くあれ。
なぜガラパゴスなのかというと、日本の中だけで独自にめちゃくちゃ進化した携帯電話だからなのです。

iモードやEZwebでインターネットを見ていましたよね?
「インターネットを見てた」という認識がなくても、
mixiを読んだりチケットの予約をしたりしていましたよね?
「お財布ケータイ」なんて電子マネーを搭載することもできました。
音楽をダウンロードして聴いていましたし、
その音楽を聴くために、イヤホンを本体に挿していましたよね。
しかも「Bluetooth」に対応している本体なら、さらにコードレスで音楽が聴けるんですよ。
テレビも見られました。。。。等等
挙げだしたらキリがない高機能。

一方外国では!
こういった高機能な携帯電話なんて、それこそ数年前にiPhoneが登場するまで無かったようなものなんです。
じゃあどんな携帯を使っていたかというと、こんなの。



「それPHSじゃん!」とアラサー以上の方なら思うかもしれませんね!w
そうなんです、
欧州では未だにこういうタイプの電話を持っている人も少なくなく、
基本的に我々にとっての「メール」は、
電話番号同士で送り合う「SMS(ショートメッセージサービス)」、
一般的には「テキスト」「テキストメッセージ」と呼んでいます。

普段の連絡はテキストと電話で、家に帰ったらFacebookやSkype、という人が多いです。
そんなもんだから、いつでもどこでもFacebookもSkypeもできるようになっちゃったiPhoneやAndroidなどは
「めっちゃあたまいい携帯!」つまり
「smart phone」というわけです。
日本の携帯はとうの昔からsmartだったのにね ;)

(ちなみに知らない方も案外いらっしゃいますが、現在では日本の
他キャリア同士でも電話番号でのSMSが送りあえるようになっています。)

日本人がよく交わしていた「@docomo.ne.jp」などの「Eメールアドレス」は、
携帯電話ではなくPCで使うもの、という認識があちらの人々にはありますので、
連絡先を聞かれたときに携帯会社のEメールアドレスを答えると、
「え...」という顔をされます。
連絡先の交換は、電話番号やFacebookのアカウントが一般的です。


「SIMロック」「SIMフリー」の概念
最近の携帯電話のほとんどは、携帯電話本体に「SIMカード」が入っています。
これは言わば携帯が「身体」、SIMが「魂」みたいなもの。
電話番号自体はSIMが持っており、SIMを本体にいれることで
その電話番号で本体が使えるようになるというかんじ。
SIMの入ってない電話機は、電話機能の無いただのキカイですね。

これが「フリー」だと、SIMを移し替えるだけで機種変更できますし、
外国へ行ったらSIMだけ買えば本体がそのまま使える!というわけです。

しかし!日本のiPhoneやAndroidなどスマートフォンは
「SIMロック」ばっかりで、端末やキャリアを簡単には乗り換えられないようになっています。
S社で買ったiPhoneにA社のSIMを挿しても使えないですし、
外国で買ったSIMを挿しても使えません。
(現地にはアンロックしてくれる業者がけっこういるんですがw、
製品サポートを受けられなくなったりするので、ここは自己責任で。)

そのためワーホリや留学で来ている日本人は、
スマホをWi-Fiのみで使用+現地の携帯を買うというパターンが多いです。


欧州での携帯購入はびっくりするほど簡単
日本では携帯を買う際、身分証明だの引き落とし口座だの分割購入だのと手続きがけっこう面倒ですよね。
iPhoneなど高価な本体を2年間分割で払う契約など日本と似た買い方もありますが、
欧州ではプリペイド式が一般的なので、電話は本当にアッサリ、しかもかなり安く買えます。
最近ではSAMSUNGのやっすい携帯がたくさん売られていて、Android携帯でも本体3,000円ほど。

本体を選んだらSIMカードを受け取って、
「いくらトップアップする?」と聞かれるので、ここで入金できます。
この「Top up」は「チャージ」みたいなもので、使った分だけなくなっていくというシンプルなしくみ。基本使用料
なんてものはありません。

たいていのキャリアではwebや音声電話、テキストメッセージなどでチャージ残金が確認できるので、
無くなってきたらまた電話屋かコンビニ、銀行ATMなどへ行って入金します。


日本から持ってきたスマホをWiFiだけで使うには
日本のスマホが海外で使えないわけではありません。
「ローミング」といって、異国の地で自動的に現地の電波(3G回線)を受信して電話はもちろん、データ(パケット)通信(twitterやLINEを使う際のやりとり)を使うことができます。
が、これは短期間の旅行では良いのですが長期では高くつきます。
おそらく各社同じ程度の金額だと思いますが、1日定額2,980円。
docomo
Softbank
au

日本ではあなた←→Softbank間の通信だけど、外国だとあなた←→現地の通信会社←→Softbank ってなかんじになるからですね。
電話なら着信があっても出なければ料金はかからないですが、携帯が自動的にデータを持ってくるtwitterやLINE、Facebookなどを使っていると、
何も設定しないままだといつもどおりたくさんデータをやりとりして、2,980円なんて一気に達してしまいます。

そこでこの3G回線を、電話が探しに行かないように設定します。
機種によりますが
Androidなら設定→無線とネットワーク→モバイルネットワークで、
「データ通信」「データローミング」についているチェックを外します。
これで、電話としての電波は受信しているが、データ通信はしない、という状態になります。

iPhoneなら
設定→一般→ネットワークで
「ON」になっているものを全て「OFF」にします。
電話も使わないのであれば設定開いてすぐの「航空機モード」をONにすると手っ取り早いですね。

3G回線でのデータ通信を断った上で、WiFiをONにします。
その携帯自身が周りに飛んでいるWi-Fi、言わばインターネットを探し始めますので、携帯電話会社とのやり取りとは関係がありません。
よって料金が高くなることも無いということです。

ホテルや学校、滞在する家などではWiFiは必須!つながればもちろん、日本だけでなく世界中の友達とSkypeやLINE、Facebookも料金を気にせず楽しむことができますし、ちょっと調べ物がしたいけどパソコンが混んでる...なんて時も自分のスマホなら待つ必要もありませんね。

現地で役立つアプリなども近々ご紹介したいと思います!




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